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永世中立国、と聞いてあなたはどんなイメージを持ちますか?
多くの方が、「平和」「戦争をしない国」とかを想像するんじゃないかな。
そんな永世中立国といえばスイスだけど、はたしてスイスはただただ平和を愛する国なんだろうか?
今回は、スイスの歴史をみていきながら永世中立国の本当の意味について探っていく!
まず結論を教えて!永世中立国ってどんな国のことなの??
永世中立国とは、他の国の戦争には参加せずに自分の国を守るためにしか武力を使わないと義務付けられた国のこと。
だから、どの国とも戦争関連の同盟(日本でいうと日米安全保障条約のようなもの)は結ばないし、
世界各国からもそんな同盟は結ばないでねってことになっているんだ。
あと、経済的にも中立的立場を維持するため、EUにも所属していないぞ!
つまり、永世中立国というのは、敵も作らないが味方も作らないという一匹狼的な立場の国ということなんだ。
必ずしも永世中立国が「平和」だとか「戦争をしない国」ではないってことだね。
スイスだけではなく、オーストリアなども永世中立国だよ!
当然だけど、スイスは「なんかカッケーから永世中立国になるぜい!」って感じで永世中立国になったわけじゃない。
どんな理由があって永世中立国になったんだろう?
スイスには、ジュラ山脈とアルプス山脈という2つの大きな山脈がある。
「山があるのか!スキーできるしめっちゃいいじゃん!」
って思うかもだけど、農業面ではあまりよくない…。
なぜなら斜面が多いところでは田んぼや畑って作りにくいからね。
こんな地理的な理由で、スイスは作物が取りにくい国なんだ。
ってことは、農業じゃない何かで稼がないといけないね。
そこでスイスは、傭兵ビジネスってのをやるんだ。
これは、周辺国に傭兵(お金をもらって戦争をする軍人のこと)を送ってお金を稼ぐビジネス。
なんでこんな特殊なビジネスをしたんだろう?
端的に言うと、傭兵ビジネスは外国から攻撃されないために行ったんだ。
スイスは傭兵を派遣するときに、派遣先の国と取り決めをしていた。
それは「スイスがどこかから攻撃を受けたときは、傭兵を返してね〜」っていう取り決め。
派遣先の国からしてみれば、スイスを攻撃すると傭兵を返さないといけないから、
「スイスを攻撃するのはやめとこか…」という感じになる。
つまり、傭兵を派遣することがスイスの防衛になっていたわけだね。
当時のヨーロッパの中で、スイス傭兵は結構な規模だったので、この取り決めの効果は抜群。
スイスは周辺の強国から攻撃されなかったんだ。
こんな背景があって、自分のことは自分で守るという永世中立国の考え方ができたんだね!
スイスは上図の通り、ヨーロッパの真ん中にあった。
よく見ると、スイスはイタリアやフランスといったすごい強い国に囲まれた位置にあるんだ。
ということは、どこかの国がスイスを攻めると、一瞬で大戦争になりかねないよね。
そういった周りの国の考えもあって、「無駄な戦争はしたくない、スイスは中立にさせとこや」という共通認識が出来上がったんだね。
こうして、17世紀に起こった三十年戦争の講和条約でスイスは念願の独立を達成するぞ。
そしてその後、ウィーン会議で永世中立国として認められたよ。
独自の路線で永世中立国となったスイスだけど、何があっても誰も助けてはくれない。
だって、どの国とも戦争関連の条約は結んでいないからね。
だから軍にはめちゃくちゃ力を入れているんだ。
徴兵制があったり、軍事施設が国中に作られていたりと、日本では考えられないほどの力の入れよう。
2013年に徴兵制を廃止するかどうかの国民投票が行われたんだけど、結果は「NO」。
つまり、自分の身は自分で守るという永世中立の考え方が国民全体に浸透しているってこと!
国民の意識の高さが、永世中立国という特殊な立場を維持できている理由なのかもしれないね。
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