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日本で一番信仰されている宗教といえば、仏教だね!
ただ仏教の祖国インドでは、仏教徒は全人口のなんと0.7%。ってことは、1%切ってる…。
今回は、なぜ仏教発祥の国で仏教が広まらなかったのか、その謎について見ていこう!
カースト制という言葉は聞いたことあるかな?
カースト制は、インドの身分制度であり、上からバラモン、クシャトリア、バイシャ、シュードラ、そして一番下には、人間扱いをされない不可触民という階級に分けられていた。
このカースト制の考え方をベースにした宗教がバラモン教で、元々はこのバラモン教がインドの中心的な宗教だったよ。
ただ、とても厳しい階級制度であるため、下の階級の人々はとても不満が溜まっていたんだ。
そんな中、釈迦がインドの地で仏教を開く。仏教の特徴は、「人々は全て平等だ!」と考え、バラモン教の厳しい階級制度を否定しているということ。
この考え方は、苦しい思いをしている身分の低い人々にとっては、とても魅力的な宗教に見えたんだ。
特に、仏教は都市部の商人に支持された。なぜなら、商人がバラモン教に一番振り回されることが多かったからだよ。
例えば、「神のお告げだから牛を渡しなさい!」と、バラモンに生産手段を無理やり取られる、というような横暴を受けることも日常茶飯事だったそう。
こんなことをされていては仕事なんかやってられないよね。
こうした理由で、多くの下層の人々(特に裕福な商人)が仏教を支持するようになるんだ。
ただ、バラモン教にかわって広まった仏教にもだんだんと陰りが出てくる。その理由の1つが、インド国内の商工業が衰退したためと言われている。
主に商人の間に広まった仏教は、彼らの資金援助によって成り立っていた。
つまり、商工業が衰退したとき、商人は仏教に資金援助をしている暇なんかなくなるので、仏教はたちまち立ち行かなくなるってこと。
こうして、インド仏教の力が衰えていったんだね。
長い間、仏教の下で影をひそめていたバラモン教だけど、彼ら自身がバラモン教を改革をしたことも仏教衰退にとって大きなポイント。
まず行ったことが、インド国内で信仰されている神々をバラモン教に吸収すること。人々がそれぞれ信じている神も、
「その神様、実はバラモン教の神の1人だから〜!」とすれば、人々がバラモン教をより身近に感じやすいよね。
こうして神々を吸収していき、バラモン教は新たに形をかえ、ヒンズー教(ヒンズーとは”インドの”という意味)となったよ。
また、ヒンズー教をよりわかりやすいものにするために、信仰スタイルの改革(バクティ運動)もしたぞ。
それは、朝から晩まで神を信仰するだけで救われる、という至ってシンプルなもの。
仏教の信仰は、勉強が必要で難しいものが多かったので、ヒンズー教のシンプルな信仰がウケて、一気に形勢逆転したんだ。
インド仏教に最後のトドメを刺したのは、実はイスラム勢力。
当時インドの西部(今のアフガニスタン)には、ガズナ朝やゴール朝といったイスラム勢力がいたんだ。
次第にイスラム勢力は、どんどん東へ進みついにインドに侵入する。この時、イスラム勢力は仏教やヒンズー教の寺を多く破壊した。
その理由は、イスラム教は偶像崇拝を禁止しているから。仏教やヒンズー教は偶像崇拝をしている敵対勢力であるから、イスラム勢力のターゲットにされたんだね。
ただ、このイスラム勢力の侵入によって、仏教だけが大きなダメージを受けてヒンズー教はあまりダメージを受けなかった。
それは、仏教の支持基盤が裕福な商人であったため、ヒンズー教より仏教をターゲットにした方がお金を得られるというのが理由だよ。
こうして、仏教始まりの国から仏教がなくなっていき、ヒンズー教が国の中心宗教となっていったんだね!
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