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飛び地という言葉は聞いたことがありますか?
本国とは分離した場所にある領土のことだね。
そんな飛び地の中で、有名な飛び地といえばアメリカのアラスカ州。
ただ、普通に考えるとアラスカがアメリカなのは不思議だよね。カナダでいいじゃんって。
今回は、なんでアラスカがアメリカの領土なのか、ゆっくりと見ていこう!
さかのぼること17世紀。アラスカがまだ未開の地だった頃のこと。
意外にも、ヨーロッパの国々でアラスカを初めて発見した国はロシアだった。
ロシアの探検家セミョン・デジニョフがアラスカを初めて発見したよ。
ただデジニョフの発見したことは18世紀まで忘れられてしまう。(なんで〜笑)
その後、ロシアの探検家・ベーリングの再発見でアラスカの存在が広く知れ渡ったよ。
ベーリングのアラスカ再発見により、ロシアがアラスカにロシア領アメリカを成立させるよ。
国営企業も作り、主にアザラシなどの海洋生物の毛皮の売買をメインの事業としたんだ。
この毛皮産業は非常に好調で、一時はロシアの収入の3割をアラスカの毛皮事業でまかなったといわれているんだ。
しかし、動物の乱獲を繰り返したことで、動物の数が大きく減少。主要産業の毛皮がぜんぜん取れなくなってしまうんだ。
ちょうどその頃、ロシア本国もクリミア戦争(ロシアVSイギリス・フランス・オスマン帝国の連合軍)に敗れて資金的にとても苦しい状況に…。
資金的に厳しくなった場合、
支出を抑えるor収入をあげる、のどちらかだよね??
その通り。
ロシアがこのツラい状況を乗り越えるために行なったこと。それがアラスカの売却だったんだ。
領土を売却することでちょっとでも収入を得ようとしたんだね。
上図の通り、ロシアがアラスカを売った相手、それがアメリカだった。
なんでアメリカに売ったの?
地理的にカナダに売るのが普通じゃない?
クリミア戦争でロシアがイギリス・フランス・オスマン帝国の連合軍に負けたってことはさっきお話ししたね。
実はその中のイギリスはカナダの宗主国。つまり、イギリスとカナダはズブズブの関係だったんだ。
ロシアとしては、自分たちの敵国の子分にアラスカを渡してしまうのは避けたいところ。
そんな中で、アラスカ買取に名乗りを上げたのがアメリカだった。
当時は、ロシアとアメリカの関係はいい感じだったこともあって、アメリカに売却することが決まったんだね。
これがアラスカがアメリカ領となった理由。
ちなみに、売却金額は日本円で131億円。これほど大きな領土にしてはめちゃくちゃお安い金額だった。
それでも当時のアメリカ国民は「巨大な冷蔵庫を買った」と政府を批判するほど、あまり価値のない土地だと思われていたよ。
「巨大な冷蔵庫」と批判されたアラスカだったけど、実はめちゃくちゃ金や石油が多く取れる土地だった。
これを知ったアメリカではゴールドラッシュが起き、ぼろ儲け。
結局、ロシアはアラスカを売ることで131億円を手にしたけど、アメリカはその何倍もの利益を生み出したってことだね。
いかがだったでしょうか?
もともとはロシア領だったアラスカは、ロシアの経済力が下がったことによって、アメリカ領となったんだね。
とはいえ、ロシアがアラスカを売ったとたん、アラスカでゴールドラッシュって…。
う〜ん、ロシアの運が悪いのか、はたまたアメリカの運がいいのか。笑
アメリカが世界大国になった理由は、もしかするとアラスカ
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