韓国コンバースは日本に持ち帰りはできる？税関の方に聞いてみた！

韓国コンバースってなに？

韓国コンバースとは、ナイキが販売権利を持つコンバースのこと。

韓国コンバースというと、韓国でしか買えないと思いがちですが、日本以外の世界中で販売されています。

一方で、日本で販売されているコンバースは、伊藤忠商事が販売権利を持つコンバースのこと。

日本では、伊藤忠商事が販売するコンバースが正規コンバースとなります。

そのため日本では、韓国(海外)コンバースは偽物として扱われるのです。

税関の方に韓国コンバースの持ち帰りの見解を聞いてみた！

韓国コンバースについては、色々な情報がネットで錯綜しており、はっきりしない点が多いです。

そのため、今回は大阪税関の方に、電話で見解を聞いてみました。

税関職員の中でも見解が分かれる可能性もあるので、1つの見解としてご覧ください！

税関の方とのやり取り

税関の方の話を聞いた筆者の解釈

個人利用であれば韓国コンバースの持ち帰りはOKの可能性が高い

問い合わせの内容から確実に言えることは、ケースバイケースで明確な線引きはないということ。

その時々で、税関の方の中でも見解は変わるはずなので、何個まではOKというのは無いようです。

とはいえ、個人利用の範囲内であれば、1〜3足なら持ち帰れる可能性は高いと思います。

「履いているコンバースを脱げ」ということはないとのことだったので、履いて帰れば没収される可能性はほぼ無いでしょう。

販売目的で持ち帰るのはダメ

ただ、販売目的で日本に持ち帰るのはダメ。

これはコンバースジャパン公式ページでも声明が発表されています。

CONVERSEシューズの輸入に関する件

東京税関において、CONVERSEシューズに関する輸入差止申立てが2011年に受理されました。
これにより、全国の税関においてCONVERSEシューズの輸入は差止対象となっておりますのでご注意いただきますようお願い申し上げます。

なお、知財高裁平成22年4月27日判決によって確定しておりますとおり、日本国内の商標権者による許諾を得ていない、海外のCONVERSE商品の輸入につきましては、日本国内の商標権を侵害するものとなります。また、令和3年5月に商標法及び意匠法が改正されたことを受け、令和4年3月に関税法が改正され、海外の事業者が郵送等により日本国内に持ち込む商標権又は意匠権を侵害するものは個人で使用される場合であっても、輸入できなくなっておりますので、併せてご注意下さい。

私共は、今後も引き続き、CONVERSEブランドの維持・発展のために、必要な措置を講じていく所存です。

引用：コンバースジャパン公式

上のように、事業者(販売目的)として輸入すると必要な措置を講じていくと記載されています。

まとめ

韓国コンバースが持ち帰れるかについて、税関の方の見解をもとに解説しました！

結論として、個人利用の範囲であれば没収されたり、問題になったりという可能性は低いでしょう。