対馬に行きたいと思ったのは、おとなりの国・韓国が見えるというのを知ってからだった。
ぼくの中の外国のイメージは、すごく遠い存在で、手に届かない感覚。たぶん、日本が島国だからっていうのが大きいと思うけども。
そんな外国を日本国内から見えると知って、すごく興奮したんだよね。
「ぜひこの目で韓国を見るぞお!!」
そんな思いで、対馬弾丸旅行を決行することにした。
ネットで調べてみても、対馬旅行記というのはあまりなさそうで、
今回ぼくが感じたことを知ってもらい、少しでも皆さんに対馬に興味を持ってもらえると嬉しい限り。

さあ行くぞ!
↓今回訪れた場所↓
【長崎・対馬】男の日帰り旅行記
福岡〜対馬間の交通手段
福岡〜対馬間の移動手段は主に船か飛行機の2つ。今回は、行きは船、帰りは飛行機を使った。
ただ、普通の方は飛行機移動の一択!船は正直疲れるし、移動時間がかかりすぎるので。笑
航空券はトラベリストena(イーナ)で格安のものが見つかるので、行く予定のある方は買っておきたいところ。
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また、船の中にもジェットフォイルというすごい飛ばして進む船と一般的な普通のフェリーの2つがある。
以下がそれぞれの交通手段の詳細。
交通手段 | 料金 | 所要時間 | 便数(1日) |
---|---|---|---|
飛行機 (福岡空港〜対馬空港) | 約15000円 | 35分 | 5往復 |
ジェットフォイル (博多港〜厳原) | 7950円 | 2時間15分 | 2往復 |
フェリー (博多港〜厳原) | 1等: 6490円 2等指定:5550円 2等: 4610円 | 4時間40分 | 2往復 |
フェリー (博多港〜比田勝) | 2等: 5430円 | 5時間30分 | 1往復 |
対馬の中心部は、島の南部であり厳原が中心都市。
厳原から車で20分ほど北上すると対馬やまねこ空港がある。
対馬旅行をする方は、厳原を起点に動くといいと思う。※厳原(きびしはら)じゃなくて(いずはら)だから覚えておいて!
比田勝は対馬の北部にある町で、対馬第2の都市みたいなイメージ。
韓国展望所の夜景を楽しみたいという方はホテルを押さえておく方がいいかも!→楽天トラベル
深夜0時5分発のフェリーちくしに乗って旅がスタート
2022年4月のとある金曜日。出張で福岡にやってきた。
金曜日出張=そのまま旅行に行く、という方程式が出来上がっているぼくは、福岡に住む友人を誘い、対馬1日弾丸旅行をすることになった。
岡山(自宅)〜福岡間の往復新幹線代は会社負担なので、こういう時だけは会社員でよかったと思わなくもない気もする。
行きの交通手段は土曜日の0時5分発のフェリーちくしで、席ランクは一番下の2等席。理由は単純明快で、安い値段で1泊分のホテル代を浮かせたかったからだ。

船はこんな感じ。車も乗せられるタイプなので自家用車で対馬観光したい方は便利ね。

2等席船内の様子。ここにみんなで雑魚寝します。
毛布は1枚50円でレンタルできるし、枕は無料で貸し出しがあるので、最低限寝られるといった感じ。
1等席や2等指定席はベッドで個室だったりするのかなあと恨めしく思っていたら、なんと相部屋らしい。
1等は5部屋に分けられていたり、ラウンジが使えたりといった特典らしいけども、相部屋なんだったらあまり変わらないと個人的に思っちゃうかなあ。
そんなこんなで、就寝。寝心地が悪かったのか、襲われる夢をみて1時間ごとに起床するも、なんとか到着〜。
5時前には到着したけども、実はこのフェリー、7時頃まで船で休憩していてもいいとのこと!
4時台に船から下ろされた後どうしようかと考えていたけど、これはなかなかのサービス。しっかり6時半まで寝ました。
携帯枕くらい持ってけばよかったわ…。
対馬・厳原に到着!!

長い船旅からやっと念願の対馬に上陸!対馬にしか生息していないツシマヤマネコがお出迎え。
到着してから、少し街を歩き回っていると、街の様子がなんだか違うような感じがした。

やたらとハングル多いぞ?!

よくある歓迎の看板がハングル。

これはもはやなにか分からん…。右の看板なんか全部ハングルだし!笑
まあこんな感じで、対馬はやたらとハングルが多い街なのだ。
やっぱり、日本の本土よりも韓国の方が距離が近いから、歴史的に結びつきが強いよう。
コロナ前は、お手軽に日本旅行ができるということで、多くの韓国人でごった返していたらしい。
飛行機で友人が到着するため空港へ
友人は、ぼくと違ってリッチなようで、飛行機で来るとのこと。レンタカーは空港で予約していたので、バスで対馬やまねこ空港に向かった。

厳原港から空港までは対馬交通のバスが通っている。現金のみ対応なので、キャッシュレス派の方は現金を準備していった方がいい。

対馬空港に到着。福岡線と長崎線が運行しているのみの小さな空港なので、空港マニアにはなかなか味わい深いと思う。
そうこうしているうちに友人と合流。ついに対馬旅のはじまり。
ちなみに対馬旅行は車移動が基本。レンタカーの予約はしておこう。
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韓国展望所
車に乗ること1時間半ほど。なにやら韓国風の門が出現。この旅最大の目的である、韓国展望所に到着した!

高まる感情をおさえながら門をくぐっていく。

着いた!韓国展望所。天気もいいしこれは見えるんじゃないか!

このために持ってきた双眼鏡を手にとり、息をのんで異国の世界をのぞきこんでみる…。


み、み、見えないぞ…。泣
結果は残念ながら霞のせいでなにも見えなかった…。天気が良かったので期待していたけど、霞がかって見えないなんて〜〜〜。
お昼ご飯の時に話した現地のおじさんいわく、雨上がりが見やすいらしい。写真も見せてもらったけど、くっきり写っていた。
韓国を見るには、天気を味方につけないとダメなようだ。
Amazon高レビュー
三宇田浜海水浴場

お昼まで少し時間があったので、海にでもいくかということでやってきた。
人も全然いなくて(ごめん、嘘。プロレスラーの格好をした人がいた。写真の中にかすかに写っている)、まさにプライベートビーチのような雰囲気。
日本海だし、観光客も少ないからなのか、海は本当にきれいだった。

綺麗な海ではもちろんはしゃぎます。
まだ水は冷たかったので、やっぱりここには夏に来るのがおすすめかも。
港寿しで昼ごはん

島に来たらやっぱり海の幸。比田勝港にある『みなと寿し』で刺身定食を頂いた。
対馬で採れたお魚の刺身に、タラの子や茶碗蒸しなど、このボリュームで2000円だったので、コスパよしだった。ごちそうさま。
次の目的地は対馬の真ん中あたりにあるので先を急ぐ。
烏帽子岳(えぼしだけ)
比田勝から1時間ほどかけてやってきたのは、対馬の景色が一望できる烏帽子岳。
韓国展望所に続いてグーグル先生のレビューが高かったので、ここはぜひいっておきたかった。

てっぺんを目指して歩いていく。

5分ほど階段を上がっていくと、割としっかりと展望台があった。そこまで期待はしていなかったけど、とりあえず上がってみる。


あばばばばあ!!!!
想像を超えた美しさに泡を吹きそうになってしまった。めちゃめちゃきれいで、まるでファンタジーの世界に迷い込んできてしまったような景色。
リアス式海岸で小さな島がいくつも海に浮かんでいる。この景色が360度広がっていて、神秘的というか、荘厳というか、言葉に表せないほどの絶景だった。

感動しすぎて気持ち悪いポージングをしてしまった。
ぜひ対馬に来たらここには来るべき!!
和多都美神社
最後にやってきたのは、和多都美神社。
烏帽子岳に行く途中にあるので、この二つはセットで行くことをおすすめする。

この和多都美神社の見どころというと、海に浮かぶ鳥居だ。


鳥居すげえ!
なんと潮の満ち引きで地面が現れる、なんともおしゃれな神社。
鳥居の向こう側には山があり、なんか美しい写真が撮れそう。

最後にお参り。これからも面白い観光ができるようにお願いしといた。コロナ去れい!
そうこうしているうちに時間は5時過ぎに…。7時の飛行機を予約していたので余裕を持って空港へ向かい、帰路についた。

さよなら対馬。また来るね!
長崎・対馬の日帰り旅行記 まとめ
日本から韓国が見える場所があると知ったとき、とても興奮した。
そんな憧れていた場所にやっと行けて本当によかった。韓国は結局見えなかったけど、対馬の絶景や美味しいものなど、ふんだんに楽しめた。ハングルがたくさんあって、海外旅行気分も味わえたしね!
日帰りだったので、限られた場所にしか行けなかったけど、対馬にはまだまだ観光したいところがいっぱいある。
次回は、韓国展望所のリベンジと、今回行けなかった対馬の南部も観光してみたい!

ではまた!
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