岡山を観光をしたいという友人を、岡山県民の僕が連れまわす1泊2日の旅行記2日目。
観光地皆無の岡山に行きたいと言う風変わりな友人を、可能な限り楽しませる旅。
果たしてこの旅を思う存分楽しむことができるのか!
もしドライブ旅1日目を見てない方はこちらから見てみてね。

今回行く場所
2日目の行先は、直島だ。
直島は、瀬戸内海の島で、最近はアートで賑わいを見せており、3年に1度開催される瀬戸内国際芸術祭のメインともいえる島だ。
そんなアートの島を一周するのが2日目のプラン。
ただ、1日目の記事でも話したとおり、直島は香川県の島であり、岡山県ではない。
友人は直島は岡山だと思っているみたいだけど、その事実をまだ明かしていないのだ。
理由は、岡山の魅力的なポイントがとても少なく、直島が岡山と思ってもらえれば「得した感じ」がするから。
人のふんどしで相撲をとることはししてはいけない…。
この事実を明かすことがこの旅の最重要課題ともいえる。

気を取り直していくぞ!
↓今回の旅先(2日目)
直島観光の移動方法
直島観光は自転車orバスor車だ。
おすすめは、小回りがきく自転車。
島1周は約10キロしかないので、自転車であれば気の向くままに旅ができるよ。
自転車は島にレンタル業者がいくつかあるので、早めの予約をおすすめする。(繁忙期は一週間前でもいっぱい)
ちなみに直島は坂が急な島なので、電動アシスト付き自転車がいい。

普通の自転車じゃ絶対死ぬ。笑
岡山(宇野港)から自転車や車を持っていきたい場合は、追加料金を払えばフェリーに積める。
乗り物種類 | 乗り物運賃 |
---|---|
自転車 | 片道310円 |
バイク 125cc以下 | 片道 640円 |
バイク 125cc超過 | 片道 970円 |
自動車 〜3m未満 (ドライバー運賃込) | 片道 3,290円 |
僕たちは、直島への出発港である宇野港近くに祖父母が住んでおり、そこで自転車を借りて直島に向かうことにした。
ちなみに船には、旅客船とフェリーの2種類の船があり、乗り物を持っていきたい方はフェリーのチケットを買おう。
旅客船とフェリーの運賃は同じ。以下は宇野港(岡山)〜宮浦港&本村港(直島)の運賃。
乗客 | 運賃 |
---|---|
大人 | 片道300円(往復割引570円) |
小人 | 片道150円(往復割引なし) |
回数券 | 3000円(11枚) |
団体(大人) | 片道270円 |
団体(学生) | 片道210円 |
団体(小人) | 片道140円 |
【1泊2日】児島・倉敷・直島エリア|ドライブ旅行記【2日目】
8:30|宇野港へ到着

直島観光は1日あっても足りないくらいと聞いていたので、朝早く倉敷を出発し、岡山から直島への玄関港、宇野港に到着。
宇野港には有名なチヌのモニュメントがあるのでぜひみてみてほしい。
このモニュメント、宇野港や児島湖に流れていたゴミで作られているのだ!
見ているとかわいらしくも思えてくるから、一緒に写真をとっておこう!
9:22|宇野港(岡山)→宮浦港(直島)フェリーに乗船

今回乗るフェリーは、この「なおしま」。
宇野港からは、宮浦港と本村港への航路があるけど、基本的には一番栄えている宮浦港への船に乗るのが一般的。
僕たちは、宮浦港行きの船に乗った。
宇野港〜宮浦港(直島)間は約20分ほどで移動できるので、あっという間に着く。

船内はこんな感じで、ゆったりと座れる。

海風を浴びたい方は屋上もあるので、ここでゆっくりするのもいいぞ。
まあ20分でついちゃうけども。
9:45|直島(宮浦港)へ到着!

やっとついた、直島!
草間彌生のカボチャのモニュメントがお出迎え。
近くでぜひ見たかったんだけど、結局見れなかった…。
というのも、船から降りたらみんなここに殺到して記念写真どころではなくなる。
それならば、時間をずらしてみる方が得策だ!
とシャーロックホームズばりの推理を発揮したのはいいものの、結局見に行くこと自体を忘れてしまったのだ。
今度からは、いいかっこするのをやめようと思った。

へっっぃ!!
9:50|ベネッセハウスミュージアムへ移動

まずはベネッセハウスミュージアムに行こうとのことで、早速自転車で向かうことにした。
道中、自転車がいっぱい止まっているな〜と思って行ってみると、「NAOSHIMA」と書いてある写真スポットがあった。
一応記念写真撮ってもらった。
10:30|ベネッセハウス ミュージアムへ

宮浦港から自転車で約30分+徒歩約10分のところにベネッセハウスミュージアムという美術館がある。
※途中から徒歩の理由は、乗り物禁止エリアがあるから。全部乗り物で行けるわけじゃないから注意。
その名の通りあのベネッセが管理している美術館で、島の自然や建築、アートを融合させたような博物館。

美術館で心動かされることがない人間だけど、感動する作品がたくさんあったので、直島にきたらぜひ行って欲しい!

12:30|地中美術館へ

本日のメインディッシュ、地中美術館へ!
地中美術館とは、安藤忠雄が設計した建築美術館。
その名のとおり、なんと美術館自体が地中に埋まっている、不思議な美術館なのだ!
美術館の中は太陽の日差しが、しっかり計算されており、時間によって違う顔を見せるのが面白いポイント。

建築美術にはじめて触れたけど、めちゃ本当に感動した!
こちらも直島に来たら必ず行くべきスポットだね!
14:00|お昼ごはん(カフェ コンニチハ)

お昼ごはんを食べるタイミングを逃していたので、おそめのランチ。
地中美術館から徒歩30分+自転車20分ほどの本村エリアにある「カフェ コンニチハ」にやって来た。

日替わりでメンニューが変わるようで、友人はコンニチハカレーセット、僕はクリームチーズリゾットセットをいただくことにした。


窓の向こうには空と海が広がっており、景色もおかずにしながらゆっくりできた!

ゆっくりできたぜい!
15:00|本村エリアをぶらぶら
美術館巡り、また真夏の日差しによって結構な体力を使ったため、ぶらぶら散歩することにした。

本村エリアは、街の色々なところにアートが感じられ、写真のように自転車置き場もアートになっていたり、

壁に黒電話がついていたり

バス停の絵もあったりと、歩いているだけで楽しい場所だった。

安藤忠雄の「ANDO MUEAM」もあったので、ちらっと入ってみた。(大人:520円 15歳以下無料)

アートがいっぱいだったよ!

16:00|宮浦港に戻るため自転車を漕ぎ漕ぎ

最後の体力を振りしぼり、宮浦港へ向かう!
美しい島々と、青々とした海を横に感じながらのサイクリングは、疲れを吹っ飛ばしてくれるほどのパワーになった。
そうだ。今言おう…。直島が香川ってことを。
大丈夫、このパワーがあればなんだってできるはずだ!
おりゃ〜〜〜〜〜〜。

直島は、、実は、香川なんだ…。

へえ〜、そうなんや。
まあどっちでもええけど。

…。

…。
それはあ〜、あの、え〜、どういうことですかね??
つまりは〜、え〜、岡山も香川も眼中にないってことですかね…?
自分は天下の大阪だから、岡山香川も敵でもねえわってことですかね…?
そういうことなんですかねえええ!!!

僕の二日間にわたる葛藤がもはや意味すらなかったものだと、このとき、わかった。
16:35|宮浦港(直島)から宇野港(岡山)へ

僕たちはアートを満喫し尽くし、岡山の宇野港へ戻った。
17:00|宇野港近くの「たまの湯」へ!

直島旅行の後は、疲れがいっぱいのはず!
疲れには温泉が一番とのことで、「たまの湯」へ行った。


すっきり〜〜
21:00|岡山駅へ、友人帰路へ

たまの湯でゆっくりした後、友人を大阪に帰すため、岡山駅へ向かった。
今度は直島の隣の豊島に行ってみたいね〜、みたいな話をしながら、友人を送り出し、
1泊2日の旅を終えた。
まとめ
岡山県民の僕にとっては、岡山なんて観光するところないよ〜、と思っていたけど、
観光者目線で旅をしてみることで、新たな発見や出会いのある旅だった!
今まで岡山には何もないと思い込んでいたけど、面白いところもあるんだなあ〜。
最後の最後に、無念な思いをしてしまったけど、こんな魅力的な場所があれば、大阪なんか屁でもない!
そう確信できる旅だった!

読んでくれてありがとう!

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